バレエ・リュス
こんばんは。
11月も後半に入り、今年もあと少しですね(^^)
本日はバレエについて。
バレエ・リュス
聞いたことありますか??
ロシアのバレエ団で、
あの白鳥で有名なアンナ・パヴロワが所属したバレエ団です。
バレエ・リュスは私が最も好きなバレエ団の一つですね。
このバレエ団は、セルゲイ・ディアギレフにより創設され、1909年にパリのシャトレ座で旗揚げをしてから、ディアギレフ死去後の1929年に解散するまでの間、パリを中心として活動し、今日のモダンバレエの基礎を築きました。
このバレエ・リュス、
驚くほど有名な芸術家たちが関わっています。
【作曲家】
クロード・ドビュッシー
リヒャルト・シュトラウス
モーリス・ラヴェル
イーゴリ・ストラヴィンスキー
【画家/装飾家】
※舞台美術、衣装に携わった人物ですね
レオン・バクスト
パブロ・ピカソ
マリー・ローランサン
ココ・シャネル
ジョルジョ・デ・キリコ
これだけの芸術家が集まれば、衣装も美術も音楽、全てが美しいです。
なんといっても、衣装が素敵なんですよ!!
奇抜なものが多く、ただ、美しいだけでないのが魅力です。
その中で、最も私が魅了された作品が『牧神の午後』です。
ニジンスキー!!!!
ディアギレフと恋仲だった(同性愛)、ニジンスキーです!!
ダンサー兼振付師である
ヴァーツラフ・ニジンスキー
彼は中性的で、大変色気のあるダンサーでした。
『牧神の午後』をみれば分かりますが、
あの時代にここまで性的な振り付けで人々を虜にできたのはニジンスキーだけですね。
彼の踊っている映像は残っていません。
しかし、彼の作品をみれば、どれだけ魅力的な人物だったかが想像できます。
やはり、作品はその人物を見事にうつしだしますね。
バレエ作品でここまで美しい色気を感じられる作品は『牧神の午後』だけだと思います。
『春の祭典』も素晴らしいですが、やはり『牧神の午後』。
多くのバレエ団が上演していますので、ぜひご覧になってみてください(^^)
因みに私のオススメは
『牧神の午後』ですと、パリ・オペラ座バレエ団
『春の祭典』は、アメリカン・バレエ・シアターですね!
では、また来週!
中村萌乃