【「装苑」「すばる」】
すでに発売中の「装苑」9月号と本日発売の「すばる」9月号に記事が出ております。
「装苑」では、ジム・ジャームッシュ監督の新作『パターソン』(8月26日公開)について、〈雨のパレード〉のボーカル福永浩平さんと対談させていただきました。
『パターソン』は名も無き詩人の物語。主演のアダム・ドライバー(確かに、カイロ・レンも隠れてポエムとか書いてそう)。永瀬正敏さんも日本人の詩人として物語のラストに出てきます。
自分が見終えて出てきた言葉をここに書かせていただきます。
「彼は言葉を通して世界を発見する。
言葉は主張や保存のためにではなく、ただ発見するために存在する」
中川と「装苑」なんてあまりにイメージが結びつかないと思うのですが、是非、お手に取ってもらえましたら幸いです。
本日発売の「すばる」は、俳優の太賀と写真家の阿部裕介とのコラボレーション。
4月に丹沢山に一緒に登山に行った時のことを思い出して、エッセイを書きました。
同世代の友人でもある太賀と阿部ちゃんとの出会いの経緯、彼らについて自分が感じていること、それからこれから僕らの繋がりがどのようになっていくのか、といったことを山登りに絡めながら書いてみました。
題名は『昏い風が吹く』
どのような風が吹いているのか、是非、書店にてお手にとって読んでいただけましたら幸いです。