(TEDx) 中川龍太郎監督の登壇
慶應義塾大学にて3月に行われた2015年 TEDx (アメリカ発祥の講演会) で中川龍太郎監督が登壇された様子をレポート致します!
このイベントはTED 講演会の一環として毎年慶應義塾大学にて行われており、本年度はアニメ「進撃の巨人」を制作したことで有名な WIT STUDIO 代表取締役の和田プロデューサーや株式会社ライブドア創業者の前刀禎明 元代表取締役が登壇されるなか中川監督は日本を代表する若手監督として講演者に選ばれました:http://tedxkeiou.com/
会場で配られた冊子には:
中川 龍太郎 / RYUTARO NAKAGAWA
慶応義塾大学文学部卒、映画監督。1990年生まれ。在学中『Calling』が ボストン国際映画祭にて最優秀撮影賞を受賞。『愛の小さな歴史』が東京国際映画祭にて公式上映。 フランスの映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』にて「包み隠さず感情に飛び込む映画」として評価される。 同作は2015年5月より渋谷ユーロスペースにてロードショー公開後、順次全国公開予定。詩人としても活動し、 やなせたかし主催詩とファンタジー年間優秀賞を最年少で受賞。株式会社 Tokyo New Cinema 創設者の1人として「新しい」映画を若手から届ける活動を行っている。
とカッコよく紹介されていましたが、監督はかなり恥ずかしそうにしておりました。
監督は午後の会での登壇だったので、順番が回ってくるまでは一般の観客と混じってレクチャーを視聴しており、各々の登壇者からインスピレーションを得ているようでした。
そして遂に出番となり、司会の紹介のあと東京国際映画祭の上映作品に選ばれ、5月9日から渋谷で限定3週間ロードショー上映される『愛の小さな歴史』予告編が会場で流されました:
そして監督の登場となり登壇。他の登壇者はプレゼン資料を準備してのレクチャーでしたが、そういったものを一切使わずに言葉だけで「自分にとっての芸術」をお話しされました。
お話しとしては、自分が監督になった経由や友人の死など重い内容でしたが冗談を交え観客にも分かりやすい講演だったと思います。
講演の様子は後日配信されるはずなので、その時はまたお知らせします。監督の TEDxでの講演は若手映画制作者の経験を広める意味でとても貴重な機会になったかと思います。
Tokyo New Cinema
代表取締役 木ノ内輝