《新作情報》『蒲田前奏曲』9/25(金)公開決定!第1章『蒲田哀歌』を中川龍太郎が監督

《新作情報》『蒲田前奏曲』9/25(金)公開決定!第1章『蒲田哀歌』を中川龍太郎が監督

中川龍太郎が第1番「蒲田哀歌」の監督・脚本を手がけた『蒲田前奏曲』が9/25(金)にヒューマントラストシネマ渋谷・キネカ大森ほか全国公開決定!

 

「女を演じるなんて、くだらない」

“女”であること。”女優”であること。女性に様々な<仮面>を使いこなすよう強いられる。売れない女優・蒲田マチ子の眼差しを通して露わになったその苛立ち。周囲の人々との交わりと通して生まれた葛藤や社会への皮肉を個性あふれる若手実力派監督が独自の目線で描く。

 

本作は、日本映画界の若手実力派監督である中川龍太郎監督、穐山茉由監督、安川有果監督、渡辺紘文監督による連作スタイルの長編映画。本作の女優兼プロデューサーである松林うららさんの地元・蒲田を舞台に撮影。第15回大阪アジアン映画祭にてクロージング作品として上映されました。中川龍太郎が手がけた第1番『蒲田哀歌』には古川琴音さん、須藤蓮さん、松林うららさんが出演。ぜひご覧ください!

 

【劇場情報】

・9/25(金)~ ヒューマントラストシネマ渋谷・キネカ大森

・10/16(金)~ テアトル梅田・京都みなみ会館

・10/17(土)~ 元町映画館(神戸)・シネマスコーレ(名古屋)

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9/25()キネカ大森ほか全国順次ロードショー!

 


 

【予告編】


【キャスト / 監督 コメント】

松林うらら さん (蒲田マチ子 役)

女優として今後どう活動してゆくか、自分の中で悩んでいたことが多くあり、これらの思い悩んでいることを表現できないか考えたところ、女優というものを通して、変えたい現実と変えられない現実がありました。女性の置かれている立場や生きづらい部分を女性目線と男性目線を交え、1人の女性が環境によって顔が違って見えるというテーマを元に、何か新しい表現ができないか。最初はそのようなきっかけで、自分の置かれている現状を表現したかったのですが、4人の監督のシナリオが出来上がったとき、それだけではない女性に対する普遍的な問題提起になるのではないかと感じました。窮屈な日本で、現実と立ち向かう女性がこの作品には描かれているので、観てくださった方がフィクションの垣根をこえて、身の回りのことを再度考えるきっかけになれば幸いです。4人の描くそれぞれのテーマと作品をお楽しみください。

 
 

古川琴音 さん(野口セツ子 役)

撮影前も中も後も、ちゃんと中川監督の持つイメージを表現出来たのか、とても不安でした。台本を初めて読んだ時、セツ子の掴みどころのなさや、物語の制限の無さにしばらく混乱していましたが、監督から映像詩というヒントをもらって、幽霊なのだからその名の通り漂ってみようと思いました。短い期間で作りあげた作品ではありますが、チャレンジの多い作品になりました。お客さんの感想が全く想像つかず、どきどきしています!

 

中川龍太郎 監督

中川龍太郎

人間はいつも何者かを演じている。演じつづける裂け目に、時たま「本当らしさ」を感じさせる自分や他者が垣間見える。自分自身も含め、多くの人が神経質になり、ノイローゼとなってしまった現代において、僕たちは演じるというテーマについて何を描き出せるのか。蒲田という街と、素敵な仲間たちの胸を借りて、そのことに挑戦いたしました。

 


【メディア掲載】

■【映画ナタリー伊藤沙莉と瀧内公美が主演、4人の監督が連作でつづる「蒲田前奏曲」9月公開

■【映画.com連作長編映画「蒲田前奏曲」に福田麻由子、古川琴音らが参加!予告&ポスターも披露

■【クランクイン!】福田麻由子、連作長編『蒲田前奏曲』で伊藤沙莉と『女王の教室』以来共演 予告解禁

■【Real Sound】福田麻由子、『蒲田前奏曲』で伊藤沙莉と『女王の教室』以来の共演 予告編、ポスター、場面写真も

ほか


【作品情報】

 

【ストーリー】

蒲田に住む売れない女優マチ子を主軸に、マチ子の周りの人間模様を通して、”女”であること、”女優”であることを求める社会への皮肉をコミカルに描く。

◎第1番「蒲田哀歌」
監督・脚本:中川龍太郎 

出演:古川琴音 須藤蓮 松林うらら

オーディションと食堂でのアルバイトの往復で疲れ果てている売れない女優、マチ子。ある日、彼氏と間違われるほど仲の良い弟から彼女を紹介されショックを受ける。だが、その彼女の存在が、女として、姉として、女優としての在り方を振り返るきっかけとなる。

◎第2番「呑川ラプソディ」
監督・脚本:穐山茉由

出演 : 伊藤沙莉 福田麻由子 川添野愛 和田光沙 松林うらら 葉月あさひ 山本剛史

アルバイトをしながら女優をしているマチ子。大学時代の友人5人と久々に女子会をするが、独身チームと既婚チームに分かれ、気まずい雰囲気に。そこでマチ子は蒲田温泉へ行くことを提案する。5人は仕事、男性のことなどを話し合い、次第に隠していたものが丸裸になっていく。

◎第3番「行き止まりの人々」
監督・脚本:安川有果

出演 : 瀧内公美 大西信満 松林うらら 吉村界人 二ノ宮隆太郎 近藤芳正

映画のオーディションを受けたマチ子。セクハラや#metooの実体験やエピソードがあれば話すという内容だったが、皆、思い出すことに抵抗があり、上手く演じられない。そんな中、マチ子の隣にいた黒川だけは迫真の演技を見せる。マチ子は共に最終選考に残ったが・・・。

◎第4番「シーカランスどこへ行く」
監督・脚本:渡辺紘文(大田原愚豚舎)

出演 : 久次璃子 渡辺紘文

マチ子の実家は大田原にある。大田原に住む親戚の小学5年生のリコは、大田原で映画の撮影現場にいる。そこへとある映画監督が撮影現場の待合所にやってきて・・・。
渡辺紘文監督ならではの視点で東京中心主義、映画業界、日本の社会問題批判を皮肉に表現し描く。 

 

【HP】https://www.kamataprelude.com/

【Twitter】https://twitter.com/kamataprelude

【『蒲田前奏曲』製作応援プロジェクト】https://motion-gallery.net/projects/kamatapreludefilm

2020年9月25日(金)キネカ大森ほか全国ロードショー!!