経過報告
今日は、僕たちの映画制作における現状報告をしたいと思います。
と言っても、夏の新作はまだ尚も撮影中ですので、機を見てまた改めて。今日は、第10回作品『Plastic Love Story』の経過について少しお話致します。
イメージ映像をYouTubeにアップしてから数ヶ月が経ちました。再生回数もあともう少しで5000を回ります。たくさんの方々に観ていただけたこと、とても嬉しく思っております。現状、『Plastic Love Story』は本格的に編集段階に入りました。作品は少しずつ、皆様にお届けできる形へと近づいております。
が、しかし
この、編集がいま、なかなか難航しております。果たしてどのような編集になるのか、作業している僕たちもまだわかりません。作品完成が楽しみです。
僕個人の考え方ではありますが、作品が出来上がるまでには大きく分けて2つの段階があると思っております。
まずは撮影時です。脚本として、文字によって表された世界観を視覚的にするべく、映像を撮ります。ここで作品の色が決まり、世界を形成する素材が揃います。
そして次の段階に編集があります。当然のことですが、編集はただ映像を繋いでいるだけではありません。映像と映像を不自然じゃない形で繋げるのは勿論のこと、素材の組み合わせ方やコンマ何秒を調整し工夫することによって、作品をより高見に持っていくことができるのです。そのような意味で編集は、作品の可能性を無限に秘めた作業だと思います。
『Plastic Love Story』はいま、編集段階に入りました。皆様にお届けする日には最高のものを提供したい。その思いで、その一心で編集作業を進めていこうと思っております。公開されるその日を楽しみにしていて下さい。
藤村