《新着》中川龍太郎監督『わたしは光をにぎっている』プレチケ上映企画|最新作『やがて海へと届く』公開記念【上映後舞台挨拶付き】
《新着》中川龍太郎監督『わたしは光をにぎっている』プレチケ上映企画|最新作『やがて海へと届く』公開記念【上映後舞台挨拶付き】
2019年11月より全国公開された中川龍太郎監督『わたしは光をにぎっている』。4月1日(金)より公開される最新作『やがて海へと届く』の公開を記念して、3月22日(火)にプレチケ上映が実施されます。上映後には、中川龍太郎監督による舞台挨拶登壇があります。
▼『わたしは光をにぎっている』プレチケ上映(詳細・申し込み)
https://premium-ticket.filmarks.com/event/qro4ia6d01/
本作は、銭湯を舞台に描かれる松本穂香さん演じる澪の成長譚。中川監督が「翔べない時代の魔女の宅急便」と語る本作では、特別な才能があるわけではないけれど、都会の中で居場所を見つけ、現代を生きる若者の姿を描いております。ぜひご覧ください!
■上映概要
・日時: 2022年3月22日(火)20:15〜
・場所: ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン1
・料金: 2,000円
・定員: 188名
■『やがて海へと届く』(中川龍太郎監督最新作)
本作は、浜辺美波さんが演じる突然消息を絶ったすみれの死を受け入れられずにいる、岸井ゆきのさんが演じる主人公・真奈が深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。
原作の壮大なスケールや描写から実写化困難とも囁かれていたが、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美が見事に融合され、祈りのような心に寄り添う感動作として誕生しました。
主演は、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その演技力の高さでドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきのさん。そして、『映画 賭ケグルイ』をはじめ、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の活躍で、『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺美波さんが出演。
すみれの恋人・遠野役を杉野遥亮さん、真奈の同僚・国木田に中崎敏さん、すみれの母親・志都香に鶴田真由さん、東北で民宿を営む幸栄に中嶋朋子さん、幸栄の娘を新谷ゆづみさん、真奈の上司・楢原を光石研さんが演じています。
■公式HP → https://bitters.co.jp/yagate/
■予告編→ https://youtu.be/iStk0Oguk0c
■公式Twitter → https://twitter.com/yagate_movie
【中川龍太郎監督プロフィール】
映画監督、脚本家。慶應義塾大学文学部卒。在学中に監督を務めた『愛の小さな歴史』(13)で東京国際映画祭スプラッシュ部門にノミネート。『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(14)も同部門にてノミネートされ、フランスの映画誌カイエ・デュ・シネマからその鋭い感性を絶賛される。『四月の永い夢』(17)は世界4大映画祭のひとつ、モスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞・ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞。松本穂香を主演に迎えた『わたしは光をにぎっている』(19)がモスクワ国際映画祭に特別招待。『静かな雨』(20)が、釜山国際映画祭正式招待作品として上映、東京フィルメックス にて観客賞受賞。Huluオリジナルドラマ『息をひそめて』が2021年4月よりHuluにて独占配信中。最新作『やがて海へと届く』2022年公開。詩人としても活動し、やなせたかし主催「詩とファンタジー」年間優秀賞受賞(10)。
【作品情報】
『わたしは光をにぎっている』(2019年)
「閉店します」の貼り紙、一夜で壊される建物、路地から消える子どもたちの声−−− 今、日本は発展や再開発の名のもとに、大きく変わろうとしている。<失われてゆくもの>を、感謝を込めて丁寧に送り出すことで、前へ進もうとする主人公は、現代に生きる私たちに大切なものが終わる時にどう向き合うかを、まっすぐな瞳で伝えてくれる。
【ストーリー】
亡き両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出てくることになった澪。都会の空気に馴染めないでいたが「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見出し始めたある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実に戸惑いながらも澪は、「しゃんと終わらせる」決意をするー。