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台本・台詞、一切ナシ。映画ファンを挑発する衝撃的フィルムノワール

フィリピンの映画作家ケヴィン・デ・ラ・クルスとカメラマンのクリストファー・ドイル、そして浅野忠信の顔ぶれで贈る摩訶不思議な映像詩。マニラの歓楽街で撮影されたカラフルな映像をエキゾチックな音楽が加速させる全編に、セリフは一切なし。映画冒頭にタイトルされる通り浅野忠信は殺し屋の役割。暗黒街のボスから女を救い、当てのない逃避行へ。めくるめく映像と音楽の洪水は、そこを泳ぐように漂う浅野忠信の姿をくっきりと浮かびあがらせる。監督だけでなく、脚本、作曲、音楽、そして演奏しながらの出演と、すべてをこなすケヴィン・デ・ラ・クルスの異能が突出する73分。

名古屋シネマテーク
・4月22日（土）～4月28日（金）20:30

✳︎料金　一般 1,500円／大学生 1,400円
中学・高校生 1,200円／シニア 1,100円
会員1,200円／シニア会員1,000円

元町映画館
5月6日(土)～5月12日(金) 17:00
5月13日(土)～5月19日(金) 21:10