先輩と話して
先日、先輩と話している時に『アナと雪の女王』について話題が上がったのですが、
先輩が「字幕版観たから、今度は吹き替え版を観に行こうと思うんだ。」と言いました。
僕も『アナと雪の女王』は字幕版で観てきたのですが、映画をやり始めた頃ぐらいから意識的に吹き替えを観ないようにしていました。
理由は二つありまして、
一つは字幕版と吹き替え版では演出する人が変わるから。
演出する人が変われば当然役者の演技も変わります。
もう一つはリップ。
特に『アナと雪の女王』は役者のセリフの言い方に合わせて、キャラクターの動きを作っているそうです。
このことを僕が言うと、先輩が
「もちろんそうなんだけど、今も子供達の多くが『アナと雪の女王』を吹き替えで観ていて、かつての自分もそうだった体験、その感覚を今この瞬間に劇場で感じたいんだよね。」と言っていました。
2010年に公開された『トイストーリー3』は、僕も無意識に吹き替え版を観に行っていました。
あのウッディとバズ達の声に愛着を感じていたからだと思います。
先輩の言葉を聞いて、自分が映画に対して固く接していた気がしました。
ありのまま〜!
石森剛史