レオナルド・ダヴィンチ展
4月23日〜6月30日まで東京都美術館でやっておりました、レオナルド・ダヴィンチ展に行ってきました。
制作の萌乃さんと一緒でした。楽しそう(笑)
行ったのが最終日だったのもあり、とても混んでいて中に入るまで20分も待ちました。
アンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵するミラノ時代のレオナルドの傑作『音楽家
の肖像』(日本初公開)と、レオナルドのメモや素描を編集した『アトランティコ手
稿』に収められた22葉を一堂に集め、ベルナルディーノ・ルイーニやジャンピエトリ
ーノら、レオナルドの追従者たち(レオナルデスキ)の油彩、および同図書館・絵画
館が所蔵する素描コレクションから精選されました。
ミラノの大司教であったフェデリーコ・ボッロメオ枢機卿によって17世紀初頭に設立
されたアンブロジアーナ図書館・絵画館のコレクションが日本で紹介されるのは今回
が初めてのことだそうです。
メモ・素描は科学・生物学・軍事的な要素なものに分類されていました。
会場で特に人気だったのは、展示会の目玉の『音楽家の肖像』です。
『モナ・リザ』と同様、この作品のモデルにも諸説あり、いまだ明確な答えは出てい
ないそうです。これまで、ミラノ公、スフォルツァ家の宮廷にいた人物などと、さま
ざまな説が提示されてきましたが、1905年の修復で、それまで塗りつぶされていた部
分から楽譜を持つ手が発見されてからは、モデルは音楽家であるといわれています。
展示会を観終ったあとやはり天才だなと感じました。
石森