【閑話第1回 活動報告】
本日は連載している?映画の感想文から離れた記事を。無理せず継続することを目指して書いていますので、これからもたまにこういうことがあるかと。閑話も連載の一環だと思って、ちょっとしたことを気楽に書き連ねていきます。
閑話第1回の今回は現在の団体の活動報告について。
まず皆様に報告しなくてはならないことが一点。公開予定の新作長編作品『Plastic Love Story』(以下、PLS)は冬公開になりそうです。HPなどで秋と告知してありましたが、劇場とのスケジュール調整で冬になりそうな情勢です。申し訳ありません。いずれにせよ、まだ確定はしておりませんので、確定次第、HPなどで告知させていただくことになると思います。
作業自体は予定通り進んでいます。今、全てのシーンがようやく繋ぎ終わり、これから音を作りこんでいき、映像に載せていく作業に進んで参ります。PLSは複雑な構成をとった物語ですので、全てのシーンを繋ぎ終わってからが大変なのです。公開はまだ先ですので詳しいことは書けませんが、編集によって再構成するのに物凄い時間がかかる見込みで、音入れが終わってからもかなりの時間を編集に費やさなくてはならないと思われます。
因みに今作から編集担当のスタッフがこれまで撮影というかたちでTNCを引っ張ってきてくれた今野康裕くんが兼務してくれています。本格的な編集は初挑戦だったそうですが、僕の予想を超えてびっくりするほど見事に繋いでいってくれます。彼は、作業が早いだけでなく、一つひとつのシーンに明確なアイデアとコンセプトを持って臨んでくれます。彼とは第2作『rin』からの付き合いで、『Last Good Bye』と『Calling』以外の全ての作品でメインの撮影をつとめてくれています。僕の映画にいくつかの美点があるのだとしたら、それは本当に彼に拠るところが大きいです。これは謙遜じゃなくてホントのことですね。
ともあれ、編集一つとっても(いや、編集こそ露骨にと言うべきかもしれませんが)、担当者の個性が出るものですので、これまでの作品も観てきてくださった方はそこら辺も楽しみにしていて下さい。
僕自身は現在、PLSの編集作業のチェックとともに、夏に撮影予定の新作に向けた準備をしております。こちらの方はますます現段階で詳細を言うことはできませんが、今は第3稿を執筆中で、キャスティングやロケーションは既に始まっております。キャストは勿論ですが、夏撮影予定の新作から関わってくれる新しいスタッフも続々と決定しており、新しい出会いに日々興奮しております。
こちらについては、いつ情報を解禁できるのか全く分かりませんが、今日の記事を読んで下さった皆さんは、ちょっとだけ楽しみにしていて下さい。
ま、それよりもまずはPLSですよね。頑張って仕上げます。期待していて下さい。
「なんだ、こいつ、閑話も長いのかよ。本人も話なげえんだろうな。そんな奴と関わるのは御免だぜ」と言われないように、今日はこのあたりで筆を置かせて頂きます。
読んでくださってありがとうございます!
中川龍太郎