株式会社 Tokyo New Cinema

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エドワード・ホッパー

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本日はある画家さんの絵についてです。

EH

僕はこの絵を眺めるのが好きです。僕がこの絵に出会った場所は、自宅のMacのパソコンの前でした。もともとパソコンに入っている壁紙の中に、この絵がありました。

『Nihgthawks』(ナイトホークス)という作品です。

『夜更かしする人々』とも訳されています。

ぼくは恥ずかしながら、ホッパーについてはほとんど知らないのですが、どうしてもこの絵が手元に欲しくて洋書でしたが画集を買いました。

 

映画の撮影の勉強をするうえで、よく絵画を見るようにと色々な先輩から言われます。

そんなはなしを聞いていたので、どうせならと思い好きな絵画を取り上げてみました。

この絵一枚を眺めているだけで、いろいろなことが頭に思い浮かびます。

バーの店主と二人の男女の会話。それもあまり楽しそうではありません。きっと他愛もない話なのでしょう。そのわきでひとり背中を向けた男性がいます。全く彼らの話など聞いてなさそうで、実はその内容にも耳をそばだてているような、そんな彼の背中がとてもミステリアスで、何を考えているのだろうかと、ついつい見入ってしまいます。

とってもシンプルな絵であるのに、そこには誰もが持っているような、一人でいるときの孤独や、疲れた感じがじんわりと描かれていて、まるで一本のドキュメンタリー映画を見ているような気分にもなります。

この背中を向けた男性は、もしかしたらエドワード・ホッパー本人なのかもしれないですね。

すくなくともこれは一枚の絵ですが、その絵が映しているものにはある種のリアリティが存在していて、社会の中で、疲れ切って、乾いてもいるが、それでも生きている、生な感情が投影されていると思います。

映画の中では1ショットは、たかが1ショットであって、決してそれだけでは映画になりようがありません。

しかし、多くの映像の中に、このような1ショットが、たったひとつ存在することで、その映画には嘘ではない、リアリティがついてくるのだと思います。

比較的新しめのMacのパソコンをお持ちの方は、壁紙でこの絵を探してみてください。

そしてちょっとでもこの絵を気に入ることがありましたら、ホッパーの映し出すリアルに、皆さんそれぞれのリアルを重ねてみてください。

もちろんmacでないひとも*

とっても抽象的な内容ですみません。

今野

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