太賀さん、池松壮亮さんなどから『四月の永い夢』へのコメントが到着しました!
映画『四月の永い夢』に寄せて、各界の皆さまからコメントを頂きました!
中川龍太郎監督の前作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』に主演した太賀さんは、「本当の気持ちが伝わるように、素直な言葉だけを並べて書いた手紙の追伸のようでした」とコメント。
ご自身がディレクターを務める「さぬき映画祭」で『四月の永い夢』ジャパンプレミア上映を企画していただいた本広克行監督には、「映画館の大きなスクリーンで浴びるように観るべき映画だと思う」と評価していただきました。
そのほか、中川監督の過去作『愛の小さな歴史』に出演いただいた俳優の池松壮亮さん、光石研さん、先日中川龍太郎監督と対談を行った評論家の切通理作さん、プロダクション・アイジーの石川光久社長、東京国際映画祭で過去作を選出していただいた矢田部吉彦さんなど、あわせて7人の方からコメントをいただきました。
(順不同、敬称略)
本当の気持ちが伝わるように、素直な言葉だけを並べて書いた手紙の追伸のようでした。
大切なものを失えど、大切だという事実を抱きしめながら映画を作る人なんだと思います。
新しい季節とこの映画は、よく似合います。
太賀(俳優)
中川龍太郎の映画には
今時珍しく詩がある、行間がある、情緒がある。
終わりゆく平成も捨てたもんじゃない。
池松壮亮(俳優)
若い監督が若いスタッフ、若いキャストと迷い彷徨う映画に嫉妬する。
さぞかし楽しかっただろう!羨ましい!
そして、主演の朝倉あきさんの初々しさは、事件だ!羨ましい!
光石研(俳優)
映画館の大きなスクリーンで浴びるように観るべき映画だと思う。
劇場と観客の醸し出す空気に身を浸し、外界では味わうことの出来ない贅沢な時間を過ごせる、そんな風に感じられる映画です。
本広克行(映画監督)
流れる時間に任せて映画を体験するのもいいだろう。
だが、その監督が「どうしてもやりたかった」シーンに突入する瞬間の、
シーンと静まり返ったような研ぎ澄まされた感覚はどうだ。
その時、世界はすべてが塗り替えられる。
切通理作(批評家)
悩みに答えは無いと分かっているけれど、
映画監督の仕事も人の人生も足し算でなく、引き算だと教えてくれました!
石川光久(株式会社プロダクション・アイジー)
『四月の永い夢』は、心に安心と温かみをもたらしてくれる。
死者と我々の関係は穏やかなものであっていいと諭してくれるのだ。中川龍太郎監督は感情を静かに震わせる術を心得ており、その世界にヒロインが見事にマッチした。春に見るのにこれほどふさわしい作品はない。
矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)
モスクワ国際映画祭W受賞『四月の永い夢』5月12日(土)公開!
Twitter:@shigatsu_yume