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オススメ映画ご紹介!『スティーブ・ジョブズ』『オデッセイ』

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桜がそろそろ満開になる季節になりましたね。

今月は Tokyo New Cinema の起業に関する記事が日刊スポーツに載るなど、いろいろと驚きのある月でした。代表の木ノ内もかなり目立つように記事にされており、びっくりしていました:http://tokyonewcinema.com/press/6811/

そして今回も自信を持ってみなさんにご紹介できる「オススメ映画」について語ります!

ダニー・ボイル『スティーブ・ジョブズ』(2015)

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(C)Universal Pictures

ジョブズを題材にした映画といえば以前にアシュトン・カッチャー主演のものがありましたが、今作はそれとはまったく作風が違いました。彼の波乱に満ちた人生と人間性が3つのプレゼン直前の舞台裏に凝縮されており良い意味で想像を裏切られる作品です。

自分が要求したことを実現できない部下に対して罵倒し、公衆の面前で恥をかかせると脅迫するなど人間的にかなり問題があると感じられるジョブズですが、その狂気とも思えるこだわりには必ず理由があり、台詞ひとつひとつが彼の天才的な哲学で溢れていました。

マイケル・ファスベンダーの演技や長回しのカメラワーク、三幕を16mm、35mm、デジタルに分けて時代の雰囲気を演出しているなど映像も見どころですが、今作が特に素晴らしいのはアーロン・ソーキンによる脚本でした。怒涛の会話劇や圧倒的な情報量をスピーディーに見せてくれると同時に、幕ごとに伏線と繋がりがジョブズの台詞や行動に表れおり、その緻密さに感動しました。

事前に少しだけアップルやジョブズについて調べておくとより楽しめるかもしれません。因みにアーロン・ソーキンはデヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』(2010)でも脚本を手がけておりこちらも傑作なので必見です。

http://stevejobsmovie.jp/

 

リドリー・スコット『オデッセイ』(2015)

(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

火星に一人取り残され、次に有人機が来るのが4年後という絶望的な状況下で主人公のマークは、地球に戻るのを諦めず科学を駆使してサバイバル生活を始めます。

植物学者でもあるマークは火星でジャガイモを栽培し、水や酸素、通信手段の確保などを模索する中で生き延びるために新たな発見をしていきました。こうした人類初の試みという刺激が彼の正気を保たせてくれたのではないかと感じました。また自身の生活を記録するための録画カメラや地球との通信で冗談を言ったり、劇中で流れる様々な陽気な音楽を聴いていることも彼が絶望に飲み込まれない理由になっている点も面白いです。地球から遠く離れた火星でひとつの生命が躍動しているのを美しい映像から感じられる作品でした。

http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

 

 

 

『スティーブ・ジョブズ』と『オデッセイ』以外にもトッド・ヘインズ『キャロル』やクエンティン・タランティーノ『ヘイトフル・エイト』などもオススメです。

 

次のオススメ映画はまた来月ご紹介いたします。お楽しみに!

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